2014年に発足した演劇プロジェクト。固定メンバーは演出の福井歩のみだが「他者の存在があって、初めて上演が可能になる」という考えの下、集団名を掲げ作品ごとにメンバーを集め創作を行う。
プロジェクトの目的は、上演を通じて現代社会における既存の価値観や感覚をみつめ直し、言語化し難いものを捉えることである。その為に俳優の発話とテキストの間に距離を生成し、俳優の身体の空間への配置を意識した演出/上演を行う。
1992年関東生まれ。2016年立教大学映像身体学科卒業および2018年同大学院現代心理学研究科映像身体学専攻博士課程前期課程修了。高校生の時、シンプルなものを組み合わせて上演を立ち上げる面白さを知り、演劇をはじめる。2016年、マレビトの会『福島を上演する』(フェスティバル/トーキョー16)に演出部として参加。2017年にはフェスティバル/トーキョー17「実験と対話の劇場」に演劇計画・ふらっと、の演出として参加した。現在は一般企業で働きつつ、創作を行っている。
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